近藤昌(こんどう まさる)
スタイリスト、ファッションディレクター
東京都生まれ。映画会社に勤める父の影響で7歳から子役として舞台、映画、NHKドラマなどに出演。三船敏郎や朝丘雪路と共演し、芸能・音楽・ファッションの世界で育つ。
10代後半から伝説の服飾雑貨店MIURA&SONS(東京・渋谷)のオープニングスタッフとして服飾業界におけるキャリアをスタート。
日本初のセレクトショップ「SHIPS」やオンラインファッションストア「ZOZOTOWN」の立ち上げ、ナイトクラブの先駆けとなった東京・西麻布「TOOLS Bar」のオープンなど、ファッションのディレクション・スタイリングに留まらず、衣食住に関するあらゆるクリエイティブ活動をおこなっている。
1980年代に雑誌「POPEYE」の創刊期からモデル兼スタイリストとして参加。「SHIPS」や「BEAMS」の商品企画、カタログ制作、PRも手掛ける。
1990年代「CHROME HEARTS」「BILL WALL LEATHER」をUSAより日本に初上陸させてシルバージュエリーがブームになる。
2000年代、北欧のゴルフ&スポーツウエアブランド「J.LINDERBERG」を日本にはじめて紹介、北欧ブームが生まれる。また、「HONDA」のバイクプロモーションも手掛け、スクーターブームの火付け役となる。
そのほか目黒のホテル「CLASKA」、青山のインテリアショップ「CIBONE」の総合プロデュース、クリエイティブ顧問として七里ヶ浜「WEEKEND HOUSE ALLEY」を担当、ウエディングを手掛ける「Take&Give Needs」のプランニングもおこなうなど、衣食住を統括する仕事へと拡張。2023年よりオリジナルブランド「TOOLS」を立ち上げて、利便性やデザイン性だけでなく、真の豊かさ・自分らしさを追求したデイリープロダクトやスタイリングサロンを展開。週末はコーヒーショップ「STREAMER FIELDPOST」(千葉県・一宮町)をオープンしている。
社会にどのような影響を与え、どのように応援する人々の力になれるのかまで考慮して、その人の見え方や服装を提案することで、本田圭佑、橋下徹をはじめ、アスリート、文化人、俳優、ミュージシャン、経営者など著名人のスタイリングを幅広くおこなっている。
ダイヤモンド・オンラインにて「伝説のスタイリスト・近藤昌の人生を変える装い」を連載中。感性や美点を引き出し、その人の生き方や暮らしにふさわしい服の選び方、着こなし方を啓蒙している。
<受賞歴>
ベストスタイリスト賞
ベストファッションディレクター賞
ベストブランドプロデューサー賞
(日本ファッション協会)
